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では引き続き工業簿記ラストの項目となります。ラストの項目は本社工場会計と言われるものです。もちろん工場だけで経営をしていくかというとそうではなく、本社、事務などを専門的にやっている本社があって、それにプラス工場があった場合、本社と工場でそれぞれ記帳がされていく、集計されていく。そういった時にどのような処理が必要になってくるか。本社工場会計、まず工場、これは一体何をやっているのかというと、材料、労務費、経費、仕掛品に振替え、そして最終、製品に振替えるという流れを記録しているのが工場。では本社はというと、この工場も含めて、含めて管理しています。ただ管理してしてるだけではなくて、工場に変わって材料の仕入れを行ったり、完成した製品の販売をしたりと、こういった事もやっています。この本社工場会計においては本社も当然記録していますし、工場でも記録している。という事は本社と工場で何かしらのやり取りがあった、取引があった場合には本社でも工場でも同じく記録をしていかなければいけません。その時に本社では記録しているけれども、工場では記録していない。逆に工場では記録しているけれども、本社では記録していないとなってくると金額がズレてまずいですね。その時にどうすればいいのか、ズレが分かるように何かしらうまく処理をしていかなければいけないという事でこの本社工場会計の具体的な仕訳っていうのが必要となってきます。過去の出題例としてはほとんど仕訳ですね、この本社と工場のやり取りの仕訳ってのが出題されてきますので一連の仕訳の確認をしてみて下さい。

では例題を使いながら仕訳を見ていきましょう。1つ目ですね、本社で材料1,500円を掛けで購入。工場の倉庫で受け入れたと。この材料っていうのは本来工場で使うもの。それを本社が買ってくれてると。つまりこんな事ですね。仕入先があります。本社と工場がいます。本社は仕入先に対して材料を下さいという事で注文をしましたと。で、仕入先は工場の倉庫へ材料を送りました。で、代金の支払いは工場ではなく本社で行いますので本社が仕入先に支払う。で、工場では材料を受け入れたという処理、本社ではこの材料に対しての支払う義務を記録。ただ本社と工場それぞれ記録し合うという事は、お互いが分かるようにメモ書きを残しておかなければいけない。そこでどうするのか、まず工場、材料を仕入れました。左借方、材料、これが1,500円です。この材料1,500円は本社でお金の支払いをしてくれるわけなので、1,500円、本社が支払ってくれるよという事で右側の貸方、本社1,500円と記録していきます。逆に本社側では材料の仕入れを行って、お金を後で支払わなければいけないという事で買掛金の記録。じゃあこれ何の為の支払いかというと、工場の材料という事で工場の為の買掛金だよという事が分かるように借方、工場1,500円。で、このように本社では工場勘定、工場では本社勘定を使う事でお互い本社では工場1,500、工場では本社1,500。1,500円、1,500円という事で記録を行って、メモを残す事でズレがあるかどうかっていうのを判断する事が出来ます。このような勘定の事を照合勘定と言っていきます。照合勘定。ですから常に本社では工場、工場では本社という勘定があり、ここの金額が同じ状態であれば問題無し、金額がズレていれば何か記録漏れがある、間違いがあるっていうのを照合出来るというところから照合勘定と言っていきますので、これが本社工場会計の特徴となっていきます。必ず工場、もしくは本社勘定が使われるっていうところをぜひ確認をしてみて下さい。

では続いて、2つ目の例題確認しておきましょう。工場で材料、直接材料費750円、間接材料費300円を消費した。材料をいくらか仕入れていて、これを使いました。そして直接材料と間接材料に分けているよと。750円、300円となっていきます。ただこれはあくまでも工場の中で行われている処理となります。ですから本社と工場で何かやり取りをしたのかというとそうではなく、単に工場の中だけで処理をしている。ですから本社側では特に仕訳をする必要が無い。こういったケースもあります。ただ逆に工場では材料を使ったという事で貸方、材料の減少1,050円、それに対して仕掛品勘定へ750円、製造間接費勘定へ300円振替えてあげる。このような処理が必要となっていきます。で、同じようにこんなケースもあります。製品1,350円が完成した。仕掛品勘定にいくらか振替えられてこの1部が完成。1,350円分完成。完成したものは製品勘定へ振替えられていく。ただあくまでもこれは工場の中だけの話、本社は一切関与していません。まったく関係無いよと。ですからやはり本社では仕訳が不要。工場では仕掛品から製品勘定へ振替えるという事が必要なので、貸方、仕掛品1,350円、借方、製品1,350円となります。最終、完成した製品は販売という形で外部に出ていきます。本社は工場に製品200,000円の原価を得意先に発送するよう指示した。この製品の掛けの売上は220,000円であった。つまり得意先へ販売していく。製品を得意先に送るのは工場から、ただお金をもらうのは本社になっていきます。この場合工場は製品を渡し、本社は代金の受取り、つまり売上の記録が必要になってくるよと。ではお互いそれぞれ関係する取引の記録を行った上で照合勘定、本社、工場勘定を使ってメモ書きをしておかなければいけません。

では仕訳の確認ですが、本社は売上げの記録となりますので貸方、売上220,000円、代金は掛けとなりますので借方、売掛金220,000円。そしてこの売上に伴って売上原価の計上が必要となります。これは製品原価の200,000円。ただ、この売上原価っていうのはどこから来たのか、それは製品を作っているのは工場なので、工場から来てるよと。で、工場ではこの製品を送ったという事で製品が無くなります。貸方、製品200,000円。この製品、最終どうなるのかですね、工業簿記の基本的な流れとして売上原価にいつも計上してました。けれどもこの売上原価というのは見ての通り本社に記録されていますので、これは本社の方へ送ったと。そう解釈して借方、本社200,000と記録していきます。そうする事で工場と本社、工場と本社にそれぞれ記録がされて適正に処理がされてるのが分かるようになっていきます。このようにして工業簿記の中でも本社と工場がそれぞれやり取りをした場合には記録をしていかなければいけないんだと。照合する勘定を設けて書いていかなければいけないっていうのがありますのでぜひ確認をしてみて下さい。

以上で本社工場会計、終了となります。これで工業簿記の一通りの項目、これが終了となります。ただ、この工業簿記、内容としてはほんとに基本論点をお伝えしているというだけですので、過去の試験問題、これを必ず解答してもらわなければ合格レベルには行きません。土台作りという意味で基本講座はありますが、さらに応用力、プラスアルファの力を身に付ける為には問題演習が必要不可欠となりますので、ぜひこの講座だけではなく、過去問の演習、問題集の解答、こういったところをぜひ徹底してやって下さい。以上で日商簿記2級工業簿記基礎講座を終了します。お疲れ様でした。

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