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それでは例題を見ていきましょう。平成○年10月1日の取引に関する次の伝票に基づいて仕訳日計表を作成し、総勘定元帳に転記をしなさい。そして伝票から仕入先元帳に転記をしなさい。なお当店は商品の仕入と売上を全て掛けにて行っていると。で、これが伝票ですね。入金伝票、出金伝票、振替伝票。また下側には仕入伝票、売上伝票。そしてこれらの伝票を見ながら仕訳日計表、こんな感じですね。仕訳日計表に各科目が並んでいますのでそれに従って集計をしていく。そして総勘定元帳、現金勘定、売掛金勘定。そしてその下側には仕入先元帳という事で、この仕入先っていうのは買掛金の事を言っていきます。仕入先元帳、別名買掛金元帳とも言われ、買掛金を商店ごとに分けていますよというものです。まあこの辺りの記入の仕方も後ほど見ていきますので、具体的に流れを確認していきましょう。

ではまず伝票の見方ですが、入金伝票の場合は、これはもう現金が入金されているという事なので、借方、現金、貸方、売掛金ですね。じゃあ伝票No.12番、借方、現金、貸方、受取手形という風に入金伝票の場合は借方、現金っていうのがもう分かっていると。なので借方、現金だという事が分かるようにしておいてもらえれば結構です。そして貸方側の金額、勘定科目が載っていると。同じように出金伝票、出金伝票は貸方、現金、借方、買掛金。貸方、現金、借方、支払手形。つまり貸方側が現金だという事が出金伝票は前提となっていますので、後は借方側がそれぞれ変わってくると。続いて、振替伝票、これは非常に簡単です。借方、受取手形、貸方、売掛金、上と下で借方、貸方が分かれています。こちらの場合は借方、買掛金、貸方、支払手形。上と下で借方、貸方に分かれています。そして仕入伝票、これは仕入取引が書かれているわけですが、商店名しか書かれていません。なぜか。全て掛け取引としているからですね。なので必ず仕入、買掛金もしくは買掛金、仕入というように仕入と買掛金取引しか仕入伝票には書かれません。なのでこの場合だと仕入、買掛金20,000、仕入、買掛金15,000円。こちらについては戻しとありますので仕入戻、つまり返品されたという事で買掛金、仕入。このような仕訳がされるんだという事をぜひ確認しておいて下さい。売上伝票も同様、全て掛け売上、売上、売掛金、売上、売掛金。1番下は戻り、つまり売上返品があったという事で売上、売掛金という仕訳がされていくよというのがこの伝票から読み取れます。

で、いきなりですねこれを見ながら日計表に集計しなさいと言われると必ずミスを起します。そこでまずはこれらの伝票を見ながら自分で仕訳を書くという事を行って下さい。例えばこうです、まず入金伝票ですね。入金伝票は借方、現金っていうのは固定されていますので借方、現金。で、貸方は相手科目が載ってきます。そこでそれぞれの勘定科目を書いていくわけです。プラスここですね、売掛金もしくは買掛金、掛けに関しては商店名が載っていますのでその商店名を書くと。これは後々集計を行う時に重要になってくるので忘れずに書いてあげるという事を徹底してみて下さい。ではここでですね、それぞれの伝票を見ながら仕訳を書いてみて下さい。よろしいでしょうか。一通り全ての伝票に基づいて仕訳を書いてみて下さい。例えば入金伝票の場合は借方、現金。これは全ての伝票の合計を出してます。68,500円。そして貸方側は伝票に書かれた金額、勘定科目をそのまま写しているだけ。同じように出金伝票もこのようになっていくと。やはり買掛金に関しては商店名を忘れずに。現金は合計で出しています。続いて仕入伝票、売上伝票。仕入、買掛、買掛、仕入と全て掛取引になっていますね。売上伝票も同様に全て掛け売上と。さらに振替伝票。

このようにして伝票を見ながら全ての仕訳をまずは書いてみて下さい。後はそれに基づいてこちらの日計表に集計していくだけとなっていきます。例えば現金、入金伝票と出金伝票に載ってましたね、その合計額をそのまま借方合計、貸方合計と写して下さい。現金の借方合計は入金伝票を見てもらうと68,500円、合計金額が載ってきます。貸方合計は出金伝票の合計47,500円。このようにしてそのまんま借方の合計、貸方の合計を写していくという流れになっていきます。で、同じように当座預金受取手形も記入してみて下さい。はい、全て集計出来たでしょうか。なお、仕訳を集計していく際に基本的に上から順番に借方合計、貸方合計を随時出していってもらったらいいんですが、仕訳を集計していったら、鉛筆などで消すという事をやっていくと集計漏れ、もしくは二重の集計、これが避けられると思いますのでもし集計、電卓に金額を入れたら消す、電卓に金額を入れたら消す、という事で漏れや二重計上が無いように注意をしておいて下さい。そして各金額をすべて集計していくとこのようになっていきます。そして必ず1番下、合計も忘れずに書いてあげて下さい。仕訳日計表についてはこのように集計をしていくだけとなっていきます。

さらにここから続いては総勘定元帳、こちらですね。例えば今回であれば総勘定元帳は、現金、売掛金。まず現金からいくと、これはもう現金勘定そのままとなりますので、仕訳日計表に書かれた借方68,500円、貸方、47,500円それをそっくりそのまま書いていく。なお日付についてはここですね、日計表の1番上に書いてる日付をそのまま使ってあげる。前月の繰越額と同じになりますので同じという記号で結構です。適要欄、ここについては仕訳日計表から持ってきたよっていう事で書いてあげて下さい。そして金額は借方側68,500円、そしてこの借、貸っていうのは最終残高が借方なのか貸方なのかということです。今回25,000円まず借方残高、そして68,500円増えたので25,000円+68,500円、93,500円ですよね。借方残高となりますので同じという記号で結構です。もし貸方残高になればここを貸と書いてあげれば結構です。また同じように今度は貸方側の金額を入れていきましょう。日付は同じ、摘要も同じですが、同じという記号でも問題はないかと思いますが、念の為摘要欄についてはちゃんと書くようにしておきましょう。検定試験において採点が変わってくるかもしれません。日付とかここに関しては、借方と貸方の残高に関しては特に問題ないんですが、摘要に関しては詳細に書いておく方が望ましいという事で、同じではなく、出来る限り書いておきましょう。そして貸方側の金額47,500円、これは残高から引いてあげますので最終残高46,000円、これも借方残高となりますのでチョンチョンと。このようにして元帳を作っていくと。で、必ずここ注意して下さい。仕丁欄、この仕丁欄っていうのは何ページから引っ張ってきましたかっていうページ数を書いていく所になります。仕訳日計表見てもらうと、ちょうどここですね。71ページ。ここから転記したよという事を書いていかなければいけない。なので71。ここが抜けてしまうとどんなにきっちり書いていても点数にならないという事もあります。そして総勘定元帳にもページ数ってのがあるんですね。じゃこのページ数はどこで役立つのかというと、はい、仕訳日計表の元丁欄。この現金、どのページへ転記したのか、総勘定元帳のどのページへ転記したのかというのが分かるように総勘定元帳のページ数を書いてあげて下さい。なのでこの場合だと、1ページ。このようになっていきます。

では同じように売掛金、これも書いてみましょう。借方67,500円、貸方62,500円。これを総勘定元帳の売掛金勘定へ転記してみましょう。はい、転記出来たでしょうか。摘要欄、仕訳日計表、日付は同じ1日なので同じという記号で結構です。そして仕丁欄については日計表のページ、借方金額、貸方金額、後は残高、借方なのか貸方なのか、これも確認しておいて下さい。そして忘れてはいけないのがやはりこちらですね、仕訳日計表の元丁欄、売掛金4ページ。このように集計をしてあげて下さい。で、大体ですね、点数に繋がってくるというのは、こういった所がちゃんと書けていうかどうかっていうことになると思われます。例えばこんな感じで、これが書けていると2点とか、全体が書けていて点数に繋がる、なんていう配点基準になってくる可能性もありえます。なのでこういった所を出来るか出来ないかによって点数の分かれ目となりますので、くどいようですが確認をするようにしておいて下さい。

続いて仕入先元帳。これは買掛金元帳とも言いますよと話しましたが、これもですね同様に集計をしていかなければいけない。で、買掛金の東京商店、福岡商店に分けて集計をしていきます。そこで重要になってくるのが先ほどの仕訳。これですね。なぜ商店名を書いてもらったのかというと、ここでそれぞれの仕訳を見ながら各商店ごとの金額を確認してもらう為です。例えば東京商店であればこれですね。12,500円。仕入伝票から見ていくと東京商店がここ。さらに振替伝票でいくと、載ってますね。で、また福岡商店、同じように見ていくと、福岡商店、同様に集計が必要になっていきます。この仕訳を見ながらまた同じように仕入先元帳を作っていくと。日付については全て10月1日の取引になりますので同じ。そして摘要、ここについては各伝票名を書いていくという事になります。なので例えば東京商店でいけばまず10月1日同じ摘要欄、出金伝票。そして借方、買掛金東京商店12,500円、買掛金の減少12,500円ですね。そして残高が15,000円、これは貸方残高となりますので同じと。このようにして伝票名と金額、残高と書いていきます。ただここだけ違うんですね。仕丁欄。先ほどは仕訳日計表のページ数となりましたが、今回の場合は伝票から直接引っ張ってきてます。という事は出金伝票を見てもらうと、出金伝票21番、買掛金東京商店12,500円。この伝票から引っ張ってきたよというのが分かります。なのでこの仕丁欄については伝票番号を書くという事を覚えておいて下さい。なので伝票番号は21番。このようにして各取引の記録をして、そして伝票番号を記入していくというのがこの仕入先元帳の記入方法になっていきます。

では引き続き書いていくと、続いては仕入伝票、貸方20,000円、35,000円、残高35,000円。で、貸方残高と。そして伝票番号が41番。さらに振替伝票、借方7,500円、残高が27,500円、そして伝票番号同じように32番、そしてまた振替伝票に取引がありますので、記入を行ないましょう。伝票番号が33番。このようにして伝票を基にそれぞれを記入していく。やはりここも仕丁欄、忘れずに記入をして下さい。同じように福岡商店も記入していって下さい。出金伝票5,000円、貸方残高、そして仕入伝票、同じく仕入伝票。で、必ず仕丁欄、伝票番号を記入してあげて下さい。はい、よろしいでしょうか。このようにして仕入先元帳、別名買掛金元帳の作成を行なっていきます。以上が伝票会計となっていきます。よろしいでしょうか。伝票会計については以上となります。で、過去の出題レベルでいくと、あれぐらいの問題が大体試験問題として出題されていきます。とくに難しいという印象は無かったと思います。また、回数をこなしていけば、ほんとに満点の取れるところになっていきますので、ぜひしっかりと練習問題をこなすようにして下さい。ただ、過去ですね、虫食いで伝票の金額が分からないというような問題がありました。そのような場合はパズル形式でやっていくという事もありますので、ぜひ過去問、これを必ず見ておいて下さい。オーソドックスな伝票会計以外にも、虫食いのパズルのような伝票会計や、取引を見て自分で仕訳を書いて、どの伝票にどの仕訳がされるのかというものを書いて集計していく、こういったものがありますのでぜひ注意をしておいて下さい。

また伝票会計について、少しだけ応用テクニックっていうものを紹介しておきます。先ほど見てきた伝票会計についてはオーソドックスな流れ、伝票を見て仕訳を書くというものでしたが、ちょっとだけですね応用テクニックを紹介しておきます。またレジュメを使って確認をしておきましょう。これは先ほどの問題をそのまま使っておりますが、何が応用テクニックかというと、これを見て全て仕訳を書くというのは非常に時間がかかります。そこでオーソドックスな伝票が出ればこういう風にしたら早いよっていうものを紹介しておきます。どういう事かというと、ここで線を入れてあげて下さい。そうするとどうでしょう、借方、現金、貸方、それぞれの科目というのが一目で分かると思います。後は借方、現金の合計をそのまま取ってあげるとどうでしょう、これだけで仕訳が完成。同じように出金伝票もここで線を入れてあげる事で借方、各勘定、貸方、現金、金額は伝票合計。振替伝票についてはそのままですよね。同じく仕入伝票、売上伝票も借方、仕入、貸方、仕入、というようにこれだけを見て集計してあげると非常に早く仕訳が完成します。売上も同様。はい、いかかでしょうか。オーソドックスな伝票会計が出題された場合はこういう風にしてあげればスムーズに、また時間も短縮して集計が出来ます。また写し間違えという事も極力避ける事が出来ますので練習問題、過去問をやる時にはこういった手法も取り入れてトレーニングしてみて下さい。

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