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宅建士 模擬試験 権利関係 問27

正解・解説

問27 正解④

① 違反しない。 宅地建物取引業者が自ら売主の場合、担保責任について、原則として民法に定めるものより買主に不利な特約は禁止される。そして担保責任について特約を定めなければ民法が適用されることになるので、宅地建物取引業法に違反することはない。
② 違反しない。 宅地建物取引業者が自ら売主の場合、担保責任について、原則として民法に定めるものより買主に不利な特約は禁止される。もっとも、これは宅地建物取引業者相互間の取引については適用されない。よって、担保責任を負わない旨の特約も有効である。
③ 違反しない。 宅地建物取引業者は、自ら売主となる宅地又は建物の売買契約において、担保責任に関し、買主が目的物の契約不適合を売主に通知すべき期間についてその目的物の引渡しの日から2年以上となる特約は例外的に認められている。
④ 違反する。 宅地建物取引業者が自ら売主の場合、担保責任について、原則として民法に定めるものより買主に不利な特約は禁止されている。よって、民法で認められている解除権を否定することは民法より買主に不利な特約となり、そのような特約を定めることは宅地建物取引業法に違反する。

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