帳簿の締切り方
                            精算表の合計が一致した時は、最高に気持ちいいですよね。
                            これで、簿記の最終目的地である財務諸表(貸借対照表と損益計算書)を作る準備ができました。
                            その前にもう一つだけ。
                            帳簿をいろいろとつけてきましたが、これを「締め切る」方法を見ておきましょう。
                            今年の帳簿はこれ以上イジれませんよ、来年に繰越す数字はコレですよ、と帳簿を終わらせる作業です。
                        
                            
                        
                            
                        問題集(帳簿の締切り)
問題 47-1
支払家賃の決算整理後の記入状況は次の通りであった。この費用の勘定を損益勘定に振り替える決算仕訳を書きなさい。
                            
                        問題 47-2
受取家賃の決算整理後の記入状況は次の通りであった。この収益の勘定を損益勘定に振り替える決算仕訳を書きなさい。
                            
                        問題 47-3
                            次の決算整理後の各勘定残高にもとづいて、解答用紙に決算振替仕訳をし、あわせて総勘定元帳の記入を行いなさい。なお、(  )内に勘定科目と金額を記入すること。
                            1. 次の諸勘定の残高を損益勘定に振り替える。
                            売上 ¥100,000  受取利息 ¥2,000
                            仕入 ¥20,000  支払家賃 ¥10,000
                            2. 1.の損益勘定の残高を資本金勘定に振り替える。
                        
                            
                        問題 47-4
決算整理後の勘定は、次のとおりである。よって、決算振替仕訳を行い、これを転記したのち各勘定を締め切りなさい。また、繰越試算表を作成しなさい。
                            
                        
                            
                        
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