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簿記2級無料講座 標準原価計算の基礎

うちの会社としては、目標に対してのズレが、良いズレなのか逆に反省するべきズレなのかというものを分析していく、そのために必要なのがこの標準原価計算と言われるものです。では具体的にレジュメを使いながら確認していきましょう。で、こちらですね。もういいよという声も聞えそうですが、やはり一連の流れは非常に大切となっていきますので、何度も何度もやっていますが、この流れ、工業簿記の基本の流れをまずは書いていきましょう。はい、よろしいでしょうか。材料費、労務費、経費、直接、間接に分けて仕掛品、製造間接費へ、そして製造間接費から仕掛品へ配賦。仕掛品では完成したものを製品へ、製品は販売したものを最終売上原価へと流れていきます。この流れっていうのは全く変わりありません。ただこれから見ていく標準原価計算というのは、この流れを基にして、じゃ最終どれだけ年間で予算がかかるのか、コストがかかるのか、これの目標設定をしていこうじゃないかというものです。目標設定。そして、ちゃんと管理していこうよと。コスト管理をちゃんとしていこうねというのがこの標準原価計算の大きな目的となっていきます。で、具体的な手続きとしては、このようになっていきます。ざっくり見ておきますが、原価標準の設定、標準原価の設定、実際原価の計算、原価差異の把握と分析、帳簿金、見慣れない言葉が多数出てきたと思いますのでその辺りを説明しておくと、原価標準、これが何を表すのかというと、製品1個あたりの標準原価、いわゆる目標ですよね。この製品、1個作るのに1,000円で何とかしていこうとか、10,000円で抑えておこう。1個あたりの目標っていうのをまずは立てます。その後、標準原価、これはあくまでも単価ですから単価に数量をかけた総額ですね、標準原価っていうのは総額の目標を計算します。1個あたりの目標、総額の目標設定をしましょうと。そして実際原価の計算、これが今まで皆さんがやってきた色々な計算、個別原価計算、総合原価計算、あったと思います。それぞれの計算っていうものをやっていく。そして原価差異の把握、この標準原価、目標の総額から実際の原価を比較して、そして差異の算出。まあ標準-実際は原価差異だよと。そして分析をしていく。帳簿に記入をしていって終わり。この辺りを具体的に見ていく事になっていきます。

ではこの製品1個あたりの目標、どのような形で計算されていくのか、それをまず見ておきましょう。これが原価標準と言われる製品1個あたりの標準原価を表します。原価カードとありますが、要は1個製品を作るのにいくらかかるのか、その目標数値を表した一覧となります。材料費、労務費、製造間接費、直接材料、直接労務費、製造間接費に分けられます。そして材料は単価ですね、材料の単価、そして材料の数量、材料の標準原価、つまりこのXという製品を1個作ろうと思ったら材料費2,000円かかるよと。Xの製品1個作るのに2,000円の材料費がかかる。じゃ労務費は5,400円、製造間接費は2,400円。この3つを足した9,800円というのが製品1個作る為にかかる原価となっていきます。なのでこの9,800円というのが原価標準と言われるものですね。原価標準。製品1個作るのにかかる原価を表します。ちなみにここぜひ入れておいて欲しいんですが、材料費100円×20キロで2,000円だよと。労務費も900円×6時間で5,400円、400円×6時間で2,400円、まあこういった見方も出来ますので1個作るのに6時間かかる、1個作るのに20キロかかる。で、それぞれの単価がここだよと。まあそういった見方を細かく見る事も出来ますので、後ほどゆっくりと確認をしてみて下さい。

それではこの標準原価カードを使って目標設定、つまり標準原価の設定をしていきましょう。今1個あたりの標準原価を見てますので今度は総額ですね、総額を計算して見ましょう。で、まずこの標準原価カード、先ほどと同じものとなりますが、製品1個作るのに9,800円かかるよというのをもう1度確認しておいて下さい。では問題文ですが、次の資料に基づいてX製品の標準原価、完成品の標準原価、月末仕掛品の標準原価、期間標準原価を計算しなさいというものです。では具体的に生産データというところで見ていきますが、月初仕掛品、当月投入合計、月末完成品となっています。で、これについては総合原価計算と考え方は一緒です。なので仕掛品ありましたね。これの数量と換算量を計算してみましょう。換算量が40個、完成品は460個変わりありません。で、月末仕掛品、こちらについては60個。よって当月は480個となります。では標準原価カードを使ってこの辺りを確認していきますが、この標準原価カードっていうのは原価標準、つまり1個あたりの目標の数値を表してるだけ。で、続いてはトータルですね、総額を計算していく。つまりこの数量、個数を掛けていかなければいけない。で、まず完成品の標準原価、完成品の目標の数値はいくらになるのか、これは簡単ですよね。完成品は460個です。460個なので単純に合計9,800円を掛けてあげるだけで完成品は終了。460個×9,800円、完成品の目標4,508,000円となります。こちらは問題ないかと思いますが、続いて月末ですね、月末仕掛品の目標数値、これは数量と換算量があります。で、こちら、材料費、労務費、製造間接費とありますが、どれを換算量でやっていくのか。これは総合原価計算と同じだよというのを少し言いましたが、直接材料費は材料費として、直接労務費、製造間接費は加工費。ですから数量に関しては材料費。換算量に関しては労務費と製造間接費、これをそれぞれかけてあげるという事になります。よって材料費2,000円、120個×材料費2,000円とこの換算量60個に対して労務費5,400円、製造間接費2,400円がそれぞれかけられて、月末仕掛品標準原価が算定されます。よって合計708,000円。そして最後、期間標準原価、おそらく初めて聞く名称だと思います。期間標準原価。この期間標準原価っていうのは言い換えると当月の投入、当月投入。つまりこれですね、当月投入の目標数値はいくらになるのか、これが期間標準原価と言われるものです。で、先ほどと同じように月末仕掛品を計算した時と同じように数量は材料費、換算量に関しては労務費、製造間接費で計算されていくと。よって合計額が4,744,000円となります。このようにして目標数値ってものが全て計算されていきます。もちろん月初も、まあ今回解答として要求されてはいませんが、月初も同じように標準原価カードの数値を使って計算されていくと。で、この期間標準原価、実はここが、この期間標準原価、これがこれからやっていく標準原価計算の中でとても重要になっていきます。当月の実際原価、当月の標準原価、目標の原価。これを比較してあげようと。なのでこの期間標準原価、当月の目標ってのがこれから重要になっていくんだというところをぜひ押さえておいて下さい。

で、続いて見ていく内容としては、先ほど原価カードを使って計算したのがこの標準原価でした。続いてはこの実際原価、見ておきます。標準原価、これは期間標準原価の話をポイントとして見ていきました。続いては当月どれだけかかったのかという実際原価について見ていきます。こちらについては実際の金額を計算しましょうというそれだけです。実際の金額どれだけかかったのかというものを計算するだけです。で、直接材料費、実際価格、1キロあたり105円、実際の消費量が9,800キロ、直接労務費、単価、時間、製造間接費の発生額。これ単純に単価×数量で各金額を求めていきましょう。1,029,000円。労務費が2,581,000円。そして製造間接費はもう載っていますのでそのまま1,150,000円。1,150,000円となっていきます。で、後は実際なのでこの3つの合計4,760,000円となります。これで先ほど計算したこれですね、期間標準原価、当月どれだけかかるのかという目標が計算されて、そして当月実際これだけかかったよと。4,760,000円かかったよというのが計算できました。続いて見ていくのは目標の標準原価と実際の実際原価、これを分析してズレを把握していきます。つまり原価差異を計算するという事です。当月の原価差異、これを計算しましょうと。なお期間標準原価は4,744,000円、実際の製造原価が4,760,000円ですよと。この標準原価と実際原価の差額が原価差異になっていきます。で、ここは予定配賦と一緒なんですね。予定配賦でやった時と同じで、まず目標の標準から実際を引いて差異を計算して下さい。なので4,744,000円-4,760,000円、16,000円の原価差異となっていきます。で、括弧の中には有利か不利かを記入という事ですが、今回は標準から実際を引いたら-16,000円でした。目標よりも実際の金額が大きいので会社としては不利になっていく。なのでこの辺りは予定配賦と同じです。マイナスの場合は不利、プラスの場合は有利。それぞれ借方差異、貸方差異になっていくよというところも含めて確認をしておいて下さい。はい、よろしいでしょうか。基本的にはこのような計算をしていくっていうのが標準原価計算になっていきます。

もう1度おさらいしておきましょう。まず手順としては何をやったのか、標準原価ですよね。1個あたりの標準原価を出して、その後期間標準原価、当月の目標数値を出します。その後実際原価、今月どれだけかかったのか。その差引差額部分が差異になっていく。で、この後ですね、ここから重要となっていきますが、これ何度も見ておりますが、この原価差異の把握と分析ってありますよね。ここ、これから見ていく内容っていうのはこの分析について細かく見ていきます。

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