リニューアル完了! 平成30年6月試験対応の簿記2級講座はこちら でご視聴ください。

簿記2級無料講座 未着品売買

簿記検定ニュース 簿記3級

♪お取り寄せ 10,000名 達成♪

レジュメ

以下からレジュメを取り寄せて下さい。
簿記2級 商業簿記・工業簿記レジュメ(PDF)

簿記検定
ニュース

独学・通信講座と通学  試験日と合格率
専門学校  おすすめテキスト  勘定科目一覧

検定情報

簿記検定の 合格発表 と 受験申し込み

講座一覧

簿記3級  簿記2級  行政書士  公務員
宅建(宅地建物取引士・宅地建物取引主任者)

合格TVの使い方 ♪200万回再生 達成♪

「日商簿記2級」の受講は無料です! 日商簿記2級の理解には、日商簿記3級合格レベルの知識が必要です。

まずはレジュメを取り寄せ、勉強の準備をしてください。レジュメの準備はこちらから。

「問題を解いてください」などの指示があればビデオを一時停止して問題を解いてください。

今日の勉強を終了する前に「お気に入り」に追加しておくと、続きから勉強を始める時に便利です。

【PR】 就職するなら応募書類が最重要!
「ジョブカード」を作ろう!

簿記2級無料講座 未着品売買

未着品売買とは一体どういったものなのか。仕入先、当社となります。当社は仕入先から商品を購入しますが、仕入先は、遠い所にあって、運送会社を経由して商品をもらわなければいけない。ここでだいぶ時間がかかるという場合ですね。その際には、まず仕入先は商品の発送を行うために運送会社に商品を渡します。商品を渡された運送会社は証券という紙切れを渡します。これが1番目ですね。この証券を渡された仕入先は当社にこの証券を渡してくる。そしてこの後、運送会社から商品をもらう訳ですが、ただもらうのではなく、先ほど仕入先からもらったこの証券と引き換えに、③番として商品をもらう。これが未着品売買の基本的な流れとなっていきます。なお、この証券、これを貨物代表証券と言っていきます。貨物代表証券。商品の引換券というイメージでいいと思います。で、すぐ商品をもらえたならば問題は無いんですが、この貨物代表証券をもらった後、なかなか商品が届かないというぐらい遠方に仕入先があったならば、それについてほったらかしにする事は出来ない。証券をもらったタイミングで何らかの記録を行なおうというのが、これから見ていく未着品売買の特徴となっていきます。

では具体的な仕訳を確認していきましょう。商品25,000円を注文し、貨物代表証券を受取り、代金は掛けとした。通常の商品を仕入れたというのと一緒ですね。25,000円を注文、仕入れたよと。ただ、まだ商品は届いていない。証券という形でもらっている。仕訳としては借方、仕入25,000、貸方、買掛金25,000。と仕訳をすると何の変哲もないものになっていきますが、ポイントは実はここです。貨物代表証券。商品の引換券、商品の引換券である貨物代表証券をもらった場合は、実際にはまだ商品が届いていないという事で、実は仕入勘定は使えないんですね。手元に商品は無いんだから。手元に商品が無いのならば、まだ商品は無いよと分かりやすくするために、仕入の代わりに未着品という勘定を使って記録していきます。なので貨物代表証券を受取ったならば、未着品勘定で記録をする。これがポイントとなっていきます。また、この貨物代表所証券、試験では、船荷証券と表現が変わってきたりもしますので、船荷証券であった場合でも貨物代表証券と同じ意味だという事をぜひ覚えておいて下さい。

で、実際に商品が届いた時。上記商品が到着しました。で、貨物代表証券と引換えに商品を受取りましたよと。また、引取費用として3,000円現金で支払ってる。未着品は商品が届くまでの勘定にしか過ぎません。では商品が届いたならば未着品勘定を減らし、仕入に振替えてあげて下さい。ただし、引取る際に3,000円追加でかかっている。ならば仕入の金額の中に3,000円を含めて28,000円にすると。これも併せて確認をしておいて下さい。引取運賃ですね。3級であった引取運賃と同じです。未着品という商品を購入する為には3,000円という費用がかかると。これも仕入代金に含めてあげていかなければいけないと。

ここまででいくと、何の変哲もない仕入とあまり変わりがない。ただここからが少し注意が必要になっていきます。どういう事か。先ほど仕入先と当社、運送会社とありましたが、流れでいくと、仕入先が商品を渡しますよと。そして引換券である貨物代表証券、船荷証券を渡します。そして当社は仕入先からこの貨物代表証券もしくは船荷証券を受取ります。この後ですね、この貨物代表証券、この券自体を販売するという事も出来ます。そうすると得意先はこの証券と引換えに商品を受け取る事が出来ると。先ほどとの違いはここですね、貨物代表証券のまま得意先に販売をしたと。これが未着品売買の大きな特徴となっていきます。

例題を使って見ておきましょう。商品60,000円を注文し、貨物代表証券を受取り、代金を掛けとした。これはもう大丈夫ですね。貨物代表証券、これを受取ったならば未着品で記帳と。代金は掛けなので貸方、買掛金、金額は60,000円。そしてこの後ですね。上記の貨物代表証券を85,000円で転売。貨物代表証券を転売している。そして代金は掛けとしました。なお、これに伴う売上原価は仕入勘定に振替えると。商品を売ったのは一緒です。貨物代表証券というのが商品を受け取る権利ですから、それを転売したという事は商品を販売したのと同じなので借方、売掛金、貸方、売上85,000円。何ら変わりありませんが、ここで注意して欲しいんですね。貨物代表証券を転売している。つまり一般の販売の仕方とは違いますよね。という事で普通の売上とは区別をしていかなければいけない。という事で売上の前に未着品を付けて未着品売上。未着品売上85,000円と記録をしていきます。そして最後、これに伴う売上原価を仕入勘定に振替える。これは60,000円の未着品が手元に届いたという仕訳をしてあげればOK。実際には手元には届いてませんが、この売れた商品の原価は60,000円ですのでこれを売上原価である仕入勘定に振替えてあげる必要があります。なので貸方、未着品60,000、借方、仕入60,000。売上原価に振替えるという修正仕訳が必要となります。以上が未着品売買となっていきます。もう1度貨物代表証券もしくは船荷証券というこの証券を受け取った場合、それを転売した場合。ここをぜひ確認してあげて下さい。

では続いて特殊商品売買3つ目、委託販売。こちらを見ていきたいと思います。

Copyright (C) 合格TV

Copyright (C) All rights reserved.
映像・記事・写真の無断転載を禁じます。