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簿記2級無料講座 材料費の計算

まず材料費の計算として、材料費イコール何々×何々と。これは先ほど見ていってもらったので、ある程度イメージは付くと思いますが、量×単価。ただ材料費ですね、製造原価として材料費どれだけかかったのかという計算になりますので、消費数量、個数やキロ数×消費単価で材料費が求められます。で、これからですね、皆さんに何を見てもらいたいのかというと、この数量、単価の計算、ここが実は細かく分かれていくんですね。まずは数量の計算として大きく2つに分かれていきます。1つ目が継続記録法、2つ目が棚卸計算法。継続記録法と棚卸計算法。この2つに分かれていきます。継続記録法はいくら仕入れて、いくら使ったのかをその都度記帳していく方法です。継続記録法はいくら使ったのか、いくら仕入れたのかをその都度記帳していく。その方法を継続記録法と言っていきます。ですから後どれだけ残っているのかというのが、すぐ帳簿を見れば分かる。ただ管理がめんどくさいというのがこの継続記録法になります。

ではもう1つ棚卸計算法、こちらは月末、期末に実地調査する。どういう事かというと、いくら仕入れたかっていうのはちゃんと記録はされていくんですが、どれだけ使ったのかというのは一切計算しません。その代わり期末や月末に実地調査という事で、倉庫に行ってどれだけ残っているのかというのを記録します。そしてどれだけ残っているのかというのをチェックした上で、仕入れた数から残っている数を引いて、どれだけ使ったのかという計算をしていく。100キロ買ってきました。10キロ残ってました。100キロ-10キロで90キロ使ったんだ。こんな計算をしていくのが棚卸計算法になっていきます。計算が非常に簡単、記録も簡単。ただ計算の正確性という意味では、実地調査しているという事を行ったとしても、何にいくら使ったのか、どれだけ使ったのかというのを明確に記録していないので、もし無くしてしまったとか、まあそういったところも全部原価に使ったという事で計算されてしまうというのが、この棚卸計算法にはデメリットとしてあります。

では続いて単価の計算。今は数でしたので次単価。単価の計算も2つ。先入先出法、平均法。単価の計算として先入先出法と平均法があります。単価の違う商品を仕入れていました。ではどの単価を使っていけばいいのか迷いますよね。違う単価の商品、同じ商品でも単価が違うという場合、じゃあどの単価を使っていけばいいのか迷っちゃう。そういった時にこの先入先出法や平均法ってのが活用されていきます。先入先出法は先に買ったものから順番に使っていく計算方法。平均法はその名の通り単価の平均を取って計算をしていく。ちなみに平均法、これも2つに分けることが出来ます。それが総平均法、移動平均法。ただですね検定試験なんかでは、特に2級ですね、2級の検定試験ではこの総平均法がメインとして出題されていきますので、そこをしっかり押さえていただければと思います。簡単に説明をすると、総平均法は全部まとめて単価の計算をしちゃおうと。一番簡単な方法です。移動平均法は買いました、使いました、また買いました、また使いました。その買った、使ったというタイミング、その都度で平均値を取っていく方法を移動平均法と言っていきます。その都度、毎回毎回平均単価を出していくのが移動平均法。そんな計算めんどくさいから、ざっくり月末なら月末でいったん区切りを付けて、まとめて平均単価を取りましょうというのが総平均法になっていきます。

では具体例を交えながらこの辺り一緒に計算確認をしてみましょう。例題ですが、直接材料の月初在庫は200トン。1トンあたり4,000円。月間の買入額は3,800トン、1トンあたり4,400円。月間の直接材料の払出額、使ったのは3,900トン、月末在庫は100トン。このような問題で当月材料消費額を計算しなさい。で、ここですね。実際に見てもらうと単価がそれぞれ違います。200トンありました、3,800トン買いました、それぞれ違う単価なので、じゃどちらの単価をつかっていくのか。その時に平均法と先入先出法があるよと。ちなみにこの平均法っていうのは総平均法をイメージしてもらったらと思います。

では具体的な計算一緒に見ていきますが、このような箱の図を使って計算をしてみて下さい。材料があります。月初、当月、消費、月末。月初は200トン×4,000円、800,000円。そして当月、買入額としては3,800トン×4,400円、16,720,000円となっていきます。ではいくら使ったのか、どれだけ残ってるのか。この計算になっていきますが、まずは先入先出法で考えていくと、先入先出法は最初に買っていた材料から順番に使っていこうと。つまり先入先出法の場合は上から順番に使っていこうねと。じゃあ月末残った材料はどっちの単価になるでしょうか。もうこれは上から順番に使ってるわけですから当然4,400円がそのまま材料として残っている。で、在庫としては100トン残っていましたので金額に直すと、440,000円。で、実際解答として要求されているのが、当月の材料消費額を計算しなさいという事です。要はいくら使っているのかというここの金額を計算しなさいという事です。なので月初の800,000+当月購入の16,720,000円から月末440,000円を引いた残りが実際に使った金額となります。17,080,000円。これだけ使ってる。

では続いて平均法。平均法の場合は平均単価を計算していきます。4,000円と4,400円。この単価の平均値を取ります。ただやって欲しくないのは単純に4,000円と4,400円だからこの単価2つ足して÷2なんていう事はしないで下さい。実際に計算をするのは、まず合計額ですね、月初と当月購入の合計額を足して下さい。そしてそれをそれぞれの購入数量、200トン、3,800トン、合わせて4,000トンで割ってあげて下さい。そうすると1トンあたり4,380円となります。これを平均単価と言っていく。で、月末は100トンですので100トン×4,380円、438,000円となります。で、後は消費額の計算ですから同じですね、800,000+16,720,000円から残った438,000円を引いてあげればOKです。1,708,200円。ちなみにこんな計算をしてもらっても構いません。200トン、3,800トン合わせて合計4,000トン。100トン残ってるから実際使ったのは3,900トンですよね。で、平均単価は4,380円というのが計算されてますから、3,900トン×4,380円、このような計算をしてもらってもOKです。ただ実際の計算方法としては月末を計算して、引いてあげる。この計算方法が本来の流れです。ただこのような掛け算でね求める事も出来ますので、計算方法として2つ分かっていれば検算する事も出来ますので参考にしておいて下さい。

では引き続き、材料費の計算において重要なポイントをもう1つ確認をしておきましょう。

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