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簿記2級無料講座 組別総合原価計算

それでは組別総合原価計算、これは一体どういったものなのかということですが、やはり総合原価計算なので基本的な計算、考え方は一緒です。大量生産をして、按分していくというところでは何ら変わりないんですが、少し違うのが、例えばおにぎりを作っていたとしましょう。梅干のおにぎりもあればシーチキンのおにぎりもあります。同じおにぎりを作るという意味では同じ製造ラインで作られていきます。最終入れる具材が違うだけで、おにぎりを作る過程、工程ってのは一緒です。で、同じ製造ラインで作る事が可能。最終の詰める具材だけを変えていく。という事はほぼ同じなんですが、ある1箇所だけ違うと、その1箇所っていうのが製造間接費になります。製造間接費。同じ生産ラインを使っている関係上製造間接費については一緒くたになってしまっていると。そこでその製造間接費を組間接費としていったん集約をし、その後分けてあげる。この計算が必要となっていきます。

具体的な流れとしてはこうです。材料費、労務費、経費。それぞれ使われていく。Aに関わる直接材料、Bに関わる直接材料、ここは問題無いと思います。これについてはそれぞれ直接原価となりますので、各仕掛品へ。注意点としては間接費になります。同じ生産ラインを使っているという事でこの間接費はいったんすべて組間接費へ集約されます。そしてその後、AとBに振分けていこうと。で、何が特徴的かというとここですね。ほとんど総合原価計算のやり方っていうのは一緒です。ただ組間接費、これを按分計算しなければいけないっていうのが組別総合原価計算の特徴となっていきます。

では具体的に例題を見ておきましょう。問題文の確認です。次の資料に基づき先入先出法によって各組製品の完成品総合原価、単位原価、月末仕掛品原価を計算しなさい。直接材料は全て工程の始点で投入されている。まず先入先出法チェックをしておきましょう。そして生産データ、組製品X、組製品Y、それぞれの月初、当月投入、月末完成品というのが載っております。そして原価データ、月初、当月投入、そしてポイントはここです。当月投入の加工費、これがXとYどちらにかかってるのかというのが分かりにくい。同じ生産ラインを使っていますのでどちらにいくら割振るのかというのを後で計算する必要が出てきます。で、続いての資料として、加工費は組間接費として処理をする。なお、組間接費は下記の通り配賦する。で、今回は金額がそのままですね。按分された金額ってのが載っています。883,960円を時間などの基準によって按分をするんですね。そのした結果がここに載ってる。これを元に皆さんは総合原価計算をやっていくという流れですが、正直この組別総合原価計算は按分計算がちゃんと出来れば普通の総合原価計算、単純総合原価計算と何ら変わりありません。今回は例題という事で按分は既にされているという条件ですが、過去の試験なんかはここを自分で計算する、というのがあります。ただこれだけ出来れば普通の総合原価計算と一緒ですので後は各自計算をしてみて下さい。

では箱の図を使いながら計算も確認だけはしておきましょう。計算としてはこのように2つ組Xと組Yという事で2つ箱の図を使って後は生産データ、原価データを入れてそれぞれを計算していって下さい。組Xのここの加工費ですね、加工費については問題に載っていた組間接費のX分を載せてあげて下さい。で、同じく組Y、組Yについても加工費、これは組間接費の金額をそのまま持ってくる。後は先入先出法となりますので、それぞれを月末完成品と計算をしてあげて下さい。先入先出法は当月から月末を計算。月末仕掛品、そして完成品は差額で求めてあげて下さい。組Xはこのようになっていきます。続いて組Y、こちらも先入先出法、同様ですので当月投入から月末仕掛品を算出してあげて下さい。後は完成品、同様に差額で求めてあげて下さい。よろしいでしょうか。ここまでやってもらうと特に難しいという感じは無いと思います。組間接費のところだけ注意をしていただければ後は通常の単純総合原価計算と全く同じという事になりますので、その辺りをもう一度確認してみて下さい。そして各金額の最終値。で、最後ですね、単位原価を求めた際、組Yについては小数点が出てきたと思います。小数点が出てきた場合、大体の問題にはこのような指示が書かれています。端数が生じた場合にはどうしたらいいのと。まあ今回は小数点以下を切り捨てるという事なので恐らく81.4333333・・・と割り切れない数値が出てきます。割り切れなかった場合、小数点以下は切り捨てという事で81円という単価になっていきます。大体割り切れる数値が使われているというのが過去の試験にはありますが、例えば1級なんかでいくと、全く割り切れない、ずっと最終の答えまで割り切れないと、そんな問題も出題された事っていうのはあります。という事は2級でも同じように割り切れないという事も十分考えられます。ただ割り切れない場合は、端数の処理は必ず問題文に、もしくは解答用紙に書かれているはずですのでこれを見落とす事が無いようにチェックをして下さい。今までやってみてあまり難しいという感じは無かったと思います。ほとんど総合原価計算、基本の単純総合原価計算と計算方法は一緒です。ただ、部分部分少しだけ変わってきているっていうのがありますのでそこだけしっかりと押さえていただければ問題はありません。

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