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簿記2級無料講座 賃金の支払いと消費

まず賃金の支払と消費。当月の賃金600,000円を所得税の源泉徴収分60,000円と健康保険料24,000円を控除した金額を現金で支払った。これは3級商業簿記でも同じような問題があったと思います。お給料の支給、そこから税金や保険料を引く。この辺りは復習となりますのでさらっと流しますが、賃金600,000円支払っていますので左借方、賃金600,000、そしてそのうち税金と保険料を控除、つまり会社が預かっているという事になりますので右側の貸方、預り金84,000円。後は現金で支払っている事なので貸方、現金差額の516,000円を計上してあげて下さい。ではここまではさほど問題ないと思いますが、この後注意が必要です。皆さん原価計算期間っていうのを覚えてるでしょうか。原価計算期間。工業簿記においては1ヵ月単位で原価計算期間というものを作って、1ヵ月あたりの原価、1ヵ月あたりの儲けいくらになるのかというのを計算しましょうと。で、大体ですね、原価計算期間っていうものは、例えば6月であれば6月1日から6月30日とちょうど切りのいい1日から30日、もしくは31日を1ヵ月単位として計算がされていきます。それに引き換え、賃金、お給料などの計算期間っていうのは若干ズレが出ていますよね。一日から末ではなく、21日から20日、会社によっては15日から14日とかですね。そのように賃金の計算期間っていうのは原価計算期間と必ずしも同じとは言えません。このように期間がズレてしまうという事が多々あります。そうなってくると先ほどの600,000円という金額がありましたが、あれがそのまんま原価計算期間とイコールかというと実はそうではない。この辺りの微調整をかけなければいけないんだっていうのが今から見ていく内容です。

ただそのまま見ていても分かりにくいと思いますので、例えばこんな問題です。当月の賃金の支払額は50,000円だった。前月未払額は5,000円、当月未払額が7,000円だった。当月の賃金消費額を計算しなさい。このような問題の場合、まず賃金の支払を50,000円行ったという事ですから、賃金・給料に支払として50,000円計算されていきます。ここまでは問題無いでしょうか。ここからが重要になってくる。前月の未払額が5,000円、当月の未払額が7,000円。これ一体どういう事かっていう事をこちらの図を使って見ていきましょう。賃金の支払額が50,000円だった。これは賃金計算期間、つまり5月21日から6月20日のこの1ヵ月を基準に計算された金額が50,000円ですよと。けれども、最終的には原価計算期間、1日から30という末日のこの1ヵ月の期間に修正をしてあげなければいけません。前月未払、前月未払というのはどこを指すかというと、ここですね。当月未払というのはどこを指すかというと、ここを指していきます。イメージしやすいのはこちら側、当月未払っていうのがイメージしやすいと思いますが、50,000円払っていますよと。けれども今どちらを基準に置いてるかというと、原価計算期間を基準に考えています。原価計算期間の6月30日までのこの1ヵ月間を基準にした場合、50,000円払っているかもしれないけれど、まだ6月20日から6月30日のこの数日間はお給料払っていないよね。だから当月未払7,000円あるよという事を言ってます。これ毎月毎月同じように数日間の未払っていうのがありますので、じゃあ前月考えた時に確かに前月もここ未払いあったよねと。じゃこの前月の未払についても計算する時には考えてあげましょうね。じゃ50,000円から原価計算期間に合わせた給料、賃金に修正する為にはどのような修正をしてあげればいいのかというと、単純にプラスマイナスしてあげて下さい。で、前月未払についてはマイナス、当月未払についてはプラス、これを行なってもらい、最終52,000円、このような金額になっていきます。

とはいえこの図だけを見ても分かりにくいという方もいると思いますので、仕訳に表していきたいと思います。つまりこういう事です。まず、前月末を思い出して下さいよという事で5,000円未払いがあったよと。で、3級商業簿記で未収、未払という経過勘定項目あったの覚えてるでしょうか。あれを毎月毎月月末に計算しているという流れです。まだ5,000円支払っていない未払の賃金があるという事なので左借方、賃金・給料5,000円、で、貸方については未払賃金・給料。このように計算がされていきます。で、この後どのようになっていくかというと、翌月月初、当月の月初になると再振替仕訳が行われます。再振替仕訳。未払賃金・給料5,000円、貸方、賃金・給料5,000円。そして当月の月末、同じように未払給料が発生と。これは7,000円となりますので借方、賃金・給料7,000円、貸方、未払賃金・給料7,000円。で、前月については過去の話になっています。今は当月、今月分だけを考えてあげますので、今月分、当月のこの2つの仕訳だけを見てあげて下さい。そうするとどうでしょう、賃金・給料という費用、コストについては前月分の5,000円はマイナス、当月分の7,000円についてはプラス。で、先ほどの図を見てもらったらと思いますが、前月分の5,000円がマイナス、当月分の7,000円がプラス。これはこういう仕訳が行われているからだという事になります。

ではそれも踏まえて勘定の確認をしておいて欲しいんですが、結果として賃金・給料50,000円払っていたかもしれません。ただ、原価計算期間に修正する為7,000円を足して5,000円を引くという調整が行なわれます。前月の未払5,000円を引き算、当月の未払7,000円を足し算。合わせて52,000円が賃金の消費額となっていきます。これで当月の賃金消費額っていうのが52,000円になっていく。そしてこの後この52,000円を直接と間接に分けて仕掛品、製造間接費へ振り分けていきます。

で、この辺りも含めて続いての内容を見ておきましょう。当月の直接工の作業時間と間接工の賃金消費額は次の通りであると。なお直接工の消費賃率は1時間あたり700円であると。このような問題がありました。で、これは何を言ってるかというと、先ほど言ったこの部分ですね、賃金・給料52,000円、先ほどありましたよと。で、これを最終、仕掛品と製造間接費、直接と間接に分けましょうという話をしましたが、この分ける基準、これを見ていきましょうというのがこの問題になっていきます。で、労務費の分類の所でこれが直接だよ、これが間接だよという話をしました。ではこの問題でいくとどれが直接労務費になるのか、どれが間接労務費になるのか分かるでしょうか。答えはこうですね。直接作業時間、直接工であったとしてもその中の直接作業時間50時間分だけが直接労務費。後間接作業時間と間接工賃金の10,000円これは合わせて間接労務費となっていきます。なお、今回ですね消費賃率は1時間当たり700円となりますので、単純に時間に対して賃率をかけてあげて下さい。では仕訳の確認ですが、賃金・給料、いくら支払った。で、月初・月末の未払をプラスマイナスしました。で、その後仕掛品と製造間接費へ分ける、つまりここの仕訳は賃金・給料が最終、仕掛品と製造間接費に分けられるとこういう事です。金額は50時間×700円、35,000円。で、製造間接費については10時間×700円+10,000円、17,000円。合わせて52,000円となります。つまりこういう事ですね。先ほど50,000円の支払を行なっていました。そしてプラスマイナス。前月5,000円、当月7,000円、最終52,000円になったよと。で、これを35,000円と17,000円に分けましたよというのがこの仕訳になっていきます。では引き続き内容を進めていきますが、材料費も仕掛品や製造間接費に分けるというのがあったと思います。労務費にも同じようにありますが、ここから先、労務費にも予定賃率という物があります。材料費は予定消費単価でしたよね。労務費は予定賃率っていうものがあります。これはやはり計算を早く、分ける計算を早くする為に予定賃率というものを用いて早く利益計算をしていくというものになっていきます。

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