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宅建士 模擬試験 権利関係 問6

正解・解説

問6 正解③

① 誤り。 遺留分を侵害する遺言は有効である。その代わりに、遺留分を侵害された者は、受遺者(特定財産承継遺言により財産を承継し又は相続分の指定を受けた相続人を含む。)又は受贈者に対し、遺留分侵害額に相当する金銭の支払を請求することができる。
② 誤り。 相続の開始前における遺留分の放棄は、家庭裁判所の許可を受けたときに限り、その効力を生ずる。書面で遺留分を放棄する意思表示をしただけでは、遺留分放棄の効果は生じない。
③ 正しい。 被相続人からCに所有権移転登記された後でも、Bは、Cに対し、遺留分侵害額に相当する金銭の支払を請求することができる。
④ 誤り。 遺留分権利者は、受遺者等に対して、遺留分侵害額に相当する金銭の支払を請求することができるのみで、遺贈等された現物財産の給付を請求することはできない。

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