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簿記2級無料講座 製造間接費の予定配賦

製造間接費の予定配賦。個別原価計算の中でですね、材料費、労務費、経費、そして製造間接費、指図書ごとに分けていくという話をしました。やはりここでも時間がかかってしまうので、この製造間接費についても予定配賦をして早目に計算をしておこうっていうものがあります。流れとしてはこうです。材料費、労務費、経費がそれぞれ直接関わるものは製造指図書へ、で、間接費については製造間接費へ、そしてその後101、102、こちらが各指図書に配賦されていくと。ただ今見てもらったように左から右へずっと計算をされていきますので、製造指図書に最終合計が出てくるのが非常に時間がかかります。そこで少しでも早く計算をする為、予定配賦していこうよと。この時、何を基準に配布していくのかというと、時間などがありますが、その単価の方ですね、単価の方については予定配賦率を使って計算をしていきます。予定配賦率。この予定配賦率についてはこのような計算、算式で求められます。製造間接費予算額っていうものが求められ、それを基準操業度で割ってあげると。この基準操業度というのは時間などを目安にされていますが、どういう事かというと、予算は1年間あたり製造間接費、これだけかかるだろうと、年間あたり製造間接費はこれだけかかるだろうと、それに対してこれらの製品を作るのに何十時間、何百時間もしくは何千時間とかかってくるだろうという基準を作っています。Aという製品を作るんだったら何十時間、Bという製品を作るんだったら何十時間。A、B、Cそれぞれの製品を今月中に作るのであれば、今月はこれだけの時間、年間を通して何時間かかるだろうというものを計算したものがこの基準操業度と言われるものです。あくまでも目標数値みたいなものですね。基準としてこれだけかかるだろうという予定の時間、それを基準操業度と言っていきます。これを元にして予定配賦率を算定し、先ほどの計算を進めていくといった流れになります。

では例題を確認をしておきましょう。製造間接費は機械運転時間を基準に予定配賦する。なお当期の製造間接費予算額は240,000円。基準操業度は1,000時間となっています。そして製造間接費実際発生額が22,000円、直接作業時間が50、40、10時間となっています。この場合、手順としてはまず予定配賦率を算定していきます。まずは予定配賦率を算定。年間の予算240,000円、年間の基準時間が1,000時間、という事は1時間あたり240円という予定配賦率が算定されます。後はこれを元に計算をしていく。これは原価計算表の一部だと思って下さい。これですね。この原価計算表の製造間接費のここだけを切り抜いたのがこれだと思って下さい。そしてそれぞれナンバー101、102、103、時間として何時間ずつかかっていたのか、先ほどの問題文の1番下側にありました通り50時間、40時間、10時間。で、予定配賦率、これが240円でした。そして合計が24,000円となります。このようにして予定配賦率を用いて製造間接費を計算していこうと。これでけです。ただやはり予定という事は差異が発生します。製造間接費における差異は製造間接費配賦差異となっていきますので、この製造間接費配賦差異がいくらになるのか、それが問題文の下から2つ目にある製造間接費実際発生額22,000円。先ほど皆さんに計算してもらったこの24,000円というのはあくまでも予定です。予定24,000円。でも実際かかったのは22,000円でした。では2,000円分の差異が発生していますので製造間接費配賦差異は2,000円。一番下ですね、注意書きとして括弧の中は有利または不利を記入する事。ここ大丈夫でしょうか。有利差異、不利差異どちらになるのか。予定から実際を引いて今回はプラス。プラスという事は有利になりますので、有利差異。有利差異は違う表現で言うと貸方差異でしたね。このあたりも復習として押さえておいて下さい。以上で個別原価計算の内容は終了となります。原価計算表の一覧の作成、そして仕掛品と製品勘定。また製造間接費の予定配賦、こういったところをもう一度復習として見直して下さい。

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