リニューアル完了! 平成30年6月試験対応の簿記2級講座はこちら でご視聴ください。

簿記2級無料講座 原価差異の処理

簿記検定ニュース 簿記3級

♪お取り寄せ 10,000名 達成♪

レジュメ

以下からレジュメを取り寄せて下さい。
簿記2級 商業簿記・工業簿記レジュメ(PDF)

簿記検定
ニュース

独学・通信講座と通学  試験日と合格率
専門学校  おすすめテキスト  勘定科目一覧

検定情報

簿記検定の 合格発表 と 受験申し込み

講座一覧

簿記3級  簿記2級  行政書士  公務員
宅建(宅地建物取引士・宅地建物取引主任者)

合格TVの使い方 ♪200万回再生 達成♪

「日商簿記2級」の受講は無料です! 日商簿記2級の理解には、日商簿記3級合格レベルの知識が必要です。

まずはレジュメを取り寄せ、勉強の準備をしてください。レジュメの準備はこちらから。

「問題を解いてください」などの指示があればビデオを一時停止して問題を解いてください。

今日の勉強を終了する前に「お気に入り」に追加しておくと、続きから勉強を始める時に便利です。

【PR】 就職するなら応募書類が最重要!
「ジョブカード」を作ろう!

簿記2級無料講座 原価差異の処理

続いては原価差異の取扱いについてです。原価差異っていうのは先ほど材料費、労務費、経費、そして個別原価計算の中でありました製造間接費、これらの中で予定配賦をしたと思います。その予定配賦から出てきた差異、材料消費価格差異、賃率差異、製造間接費配賦差異。この3つの差異について最終どのような処理をしていかなければいけないのか、こういったところを含めて原価差異の取扱いというもので内容を見ていきたいと思います。

では原価差異の処理という事で先ほど口頭でもお伝えしましたこの原価差異、3つそれぞれ大丈夫でしょうか。材料消費価格差異、そして賃率差異、製造間接費配賦差異。この3つをまとめて原価差異と言いました。この原価差異の処理という事で最終何をしなければいけないのか。売上原価に加減します。売上原価に加減。どういう事かと言いますと、予定配賦した時思い出して欲しいんですが、計算を早くし、利益を早目に計算したいと。そうなってくると材料、労務費、そして製造間接費がそれぞれ予定配賦されて、予定の金額で製品が計算され、予定の金額で売上原価が計算されます。売上から売上原価を引いたのが利益となりますので、予定の利益というものがひとまず計算出来る。ただ最終的にはやはり正しい、実際の金額に戻してあげる必要が出てきます、だからと言って過去遡って1つ1つ実際の金額に修正するというのは大変になりますので、じゃあ最終、ここですよね、売上原価で調整をしてあげれば正しい利益の金額が算定出来るということでこのような処理っていうものが行なわれていきます。そしてこの差異、借方差異、貸方差異、まあ不利差異、有利差異、2つありましたが、じゃ売上原価に加減という事はどちらかをプラス、どちらかをマイナス調整していかなければいけません。じゃどちらをプラスで、どちらをマイナスにするのかということですが、まず借方差異、不利差異については売上原価にプラス調整していきます。では貸方差異はどうなるのでしょうというと、これは逆なのでマイナス調整となります。有利差異はマイナス調整。考え方についてなんですが、売上原価って費用ですよね、売上原価は費用。不利差異ってのは会社にとっての不利、費用も会社にとっての不利。同じ不利、不利、マイナス同士なので、費用同士は足してあげましょうと。なので不利差異というのは費用のプラスなんだよという事で売上原価にプラス調整。有利差異はその逆の発想ですね。有利っていうのは会社にとって有利。会社にとって有利なのは儲けが出る。じゃ儲けが出る為には費用をマイナスしてあげれば儲けが出ますよね。なので有利差異については売上原価にマイナス調整。不利は会社にとって費用のプラス、有利は会社にとって費用のマイナスという位置付けで売上原価にもプラス、マイナスという調整を取ってあげればOKです。これ1つのセットとして押さえておいて下さい。

では具体的に例題を使って確認をしていきましょう。原価差異を売上原価に振替えなさいと。なお期末において材料消費価格差異は1,000円、製造間接費配賦差異は2,000円である。それぞれ借方残、貸方残とあります。で、この借方残、貸方残はそのまま借方差異、貸方差異となりますので材料消費価格差異は有利か不利か、製造間接費配賦差異は有利か不利か。答えとしては材料消費価格差異、借方残、借方差異という事で不利差異。製造間接費配賦差異は貸方残という事で貸方差異、有利差異となります。それに併せて勘定も見て欲しいんですが、材料消費価格差異、借方、製造間接費配賦差異、貸方。それぞれを売上原価に振替えてあげます。そうする事で売上原価、実際の金額は9,000円ですよと。後はこれを仕訳にしてあげるだけです。材料消費価格差異を減らすという事で、貸方へ材料消費価格差異1,000円、そして借方へは売上原価として計上されていきます。そして製造間接費配賦差異も同様に振替えていきますので借方、製造間接費配賦差異2,000円、これを売上原価へ振替えてあげて下さい。という事で見てもらうと、材料消費価格差異は不利差異、不利なので売上原価にプラス調整。製造間接費配賦差異2,000円は貸方残という事で有利差異、有利差異なので売上原価にマイナス調整。プラス調整、マイナス調整されて金額が確定。これが原価差異の一連の流れとなります。ですから材料費、労務費、経費だけではなく、個別原価計算の製造間接費、これらを含めて予定配賦が絡んできて、その差異の処理。ここまでを含めた一連の流れっていうものをもう一度確認してみて下さい。

Copyright (C) 合格TV

Copyright (C) All rights reserved.
映像・記事・写真の無断転載を禁じます。