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簿記2級無料講座 製間費の部門別計算

ここからさらにもう少し細かく見ていきますが、何を見ていくのかと言いますと、製造間接費、ここをさらに深掘りしていきます。製造間接費っていうのは、どの製品にかかってきたのかというのが分かりにくい。A、B、Cと3つ製品があった時にA、B、そしてCどれにも製造間接費が絡んできてしまっている。それをもう少し厳密にですね、細かく計算をしていこうというのがこれから見ていく内容となっていきます。何回も出てきてますが工業簿記の一連の流れ、繰返しとなりますけども少し時間を取って書き出してみて下さい。

はい、よろしいでしょうか。一連の流れ見てもらいましたが、これから見ていく内容っていうのは、タイトルにもあるように製造間接費の部門別計算。一体どういった内容かと言いますと、製造間接費から仕掛品へ配賦をしていく。ここですね、配賦をしていく。この配賦をしていく時に今までは単純に時間などで分けてですね、こちらには10時間、こちらには5時間、15時間。で10時間分、5時間分というような配賦の仕方をやってきました。けれどもそれだと非常に単純な分け方となってしまうので、そうじゃなくもっと厳密に各部門ごとでどれだけ製造間接費がかかっているのかという事を、細分化してより厳密に計算をしていこうというものが部門別計算です。ですから今から見ていくのは、この真ん中の製造間接費と仕掛品を分解したものが問題の内容となっていきます。

では細かく見ていきますが、製造間接費ありますよね。ここには材料費と労務費、経費が集約されてくる。そしてこの製造間接費を細かく分けていきます。で、どのように分けていくのかと言いますと、各部門ごとに分けていきます。部門と言っても大きく2つ、製造部門、補助部門。製造っていうのは製造に関係する部門。補助部門っていうのは補助、例えば製造で使っている機械の修理を担当している部門とか工場で使っている工具などの備品、そういったものを管理している部門。そういった部門ごとに製造間接費がいくらかかってるのかというのものを分けてあげる。では製造部門の中でも第1製造部門、第2製造部門とか、補助部門でも色んな修繕を行なっている部門だったり、事務関係をやっている部門だったり、その中で細かく分かれていきます。で、実際に製造間接費をそれぞれに分けていくんですが、その時にも実は2つに分かれていきます。部門個別費と部門共通費、個別と共通に分かれていきます。部門個別費というのはどの部門にかかっているのかというのが明確に分かる、いわゆる直接費に近い存在ですね。直接費というのはどの製品にかかったっていうのがすぐ分かるというものですが、部門個別費というのはどの部門にかかったのかっていうのが直接分かる製造間接費になります。逆に共通費というのはどの部門にかかったかが分かりずらいもの。例えば全部にかかってきてしまっているので何かを基準にして分けていく必要があります。どちらにしても各部門に配賦していかなければいけませんので、個別費、そして共通費それぞれを配賦してあげて下さい。

そして続いて、補助部門を少しクローズアップしたいんですが、この補助部門というのはあくまでも製造部門を補助する部門です。ですから最終的には補助部門でかかった製造間接費は製造部門へ配賦しなければいけません。まあ①番というのは第1段階として各部門へ配布したよという事を表しています。で、続いて2番目としては補助部門でかかった製造間接費を製造部門1、製造部門2へ配賦してあげるという事が必要となります。②番として補助部門をそれぞれ製造部門の1と2に分けて配賦してあげる。そして最終的には各製造部門でかかった製造間接費を仕掛品へ配賦していきます。例えば仕掛品A、そしてもう1つ仕掛品Bを会社で作っていたならば、それぞれをAとBに配賦してあげなければいけません。この一連の流れが部門別計算となっていきます。ですので流れとしてはまず1次集計として各部門ごとへ分けていきます。その際の注意点、個別と共通費があるので個別はそのまま、共通に関してはある一定の基準を基に分けていく。続いて第2次集計という事で補助部門でかかった原価を製造部門へ配賦していく。3次集計、一番最後になりますが、こちらは製造部門でかかった原価をそれぞれの仕掛品に配賦していく。この3ステップですね。1、2、3という3つのステップを確認しておいて下さい。

それでは具体的に例題を使いながら計算を見ていきましょう。次の資料に基づき、部門費集計表を作成しなさい。まず上に書かれているのが部門個別費、この個別という所にチェックをしておいて下さい。そして2つ目、部門共通費。部門個別費を見てもらったら分かるように間接材料、間接労務費、機械減価償却費、それぞれの合計額がありますが、どの部門に関わっているのかというのがもう既に分かってます。これが個別費でした。それに引き換え共通費、これはどの部門に該当するのかが分からないので、いったん合計額が載ってます。そして何かを基準にして、この共通費を各部門へ分けるのかという事が重要になってきます。製造部門、補助部門に分けていくという作業が必要です。その時、じゃ何を基準に分けたらいいのっていう事で、下側にありますのが配賦基準。この配賦基準というものを基に分けていこうねと。ですからここが1つのセットとして見てもらえれば結構です。共通費を分ける基準がここに載ってるよと。建物減価償却、電力量、雑務工賃金などはそれぞれを基準にして分けてね、という事が載っています。これらのデータを基に部門費集計表、一覧表を作成しなさいというのが今回の問題です。

それでは実際に金額を埋めていきましょう。まず部門個別費と部門共通費。それぞれに分かれているという事を確認して下さい。そして部門個別費はこの3つに分かれているよと。共通費もこの3つに分かれているんだという内訳が載っています。では先ほどの問題文の1番上に載っていた部門個別費、これをそのまま移して下さい。例えば間接材料費、合計が374,000円でした。それがどの部門にいくらかかっていたのかというと第1、第2、修繕、それぞれに載っている。工場事務部については特にありませんので無視。では同様に労務費、減価償却費も書き込んでみて下さい。はい、よろしいでしょうか。これはそのまんま金額を移していくだけですので特に問題は無いかと思います。注意点としてはここですね、共通費、建物減価償却費700,000、電力量が260,000、雑務工賃金が240,000円です。後はこれを各部門へ分けていく。電力量も工賃金もそれぞれがどれにかかってくるのかというのを分けてあげなければいけません。その分ける基準がここでしたね。で、見てもらうと、減価償却、これはもう面積に応じてっていう事です。で、面積の合計が2,800なので700,000円÷2,800、これで単価を求めてあげましょう。250円。電力量は200、雑務工賃金が120。単価が計算出来れば後はそれぞれ個別の数値が載っていますので掛け算をしてあげて下さい。

そしたら金額の確認をしていきましょう。はい、300,000、225,000円、135,000、40,000円、合計700,000円ですね。ここまでよろしいでしょうか。後はそれぞれを縦に合計してあげて下さい。

はい、よろしいでしょうか。縦の合計を出して、最終、横の合計、この縦の合計が交わる2,400,000円、一致していればこれで完了。ちなみにここまでの計算は何をやったのかと言いますと、こちらでいくと最初の1次集計、①番ですね、この①番で書かれている1次集計が終わっただけです。各部門にいくらずつかかったのかという①番の1次集計が終わっただけとなります。続いて見ていく内容っていうのがこの次ですね、②番。2次集計になっていきます。つまり補助部門ありますよね、この補助部門でかかった製造間接費を製造部門の1と2に分けるという作業見ていきます。

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