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続いての項目は社債についてです。思い出して欲しいんですが、有価証券のところの満期保有目的債券、覚えてるでしょうか。あの満期保有目的債券を処理をした時に、社債を購入したという話が出てきたと思います。これから見ていく社債というのは、社債を発行した側、つまり借金をした側の処理、こちらを見ていく事になっていきます。ただ口で言っても分かりづらいところはありますので、まずはレジュメを使いながら細かい内容を見ていきましょう。

社債というのは借金です。銀行からお金を借りようと思ってもなかなか借りれないといった時に広く一般の人からもお金を借りてこようと。ただ普通に「お金貸してくれ」と言っても貸してくれないという事で、こういった社債券というものを発行してお金を借りてくるという事があります。当社はこの社債券というものを発行します。そして社債券を受取ったこちら側、まあAさんだとしましょう。Aさんはお金を貸しますと。で、Aさんはこの社債券を受取ったらどうするのかというと、有価証券として記録をしていく。そしてその代金を払う事で当社は晴れてお金を借りられる。その時に借金なので負債として記録、勘定科目は社債になっていきます。で、以前見ていった有価証券というのはこちらですね、Aさんの立場の処理、特に満期保有目的債券なんかをね見た時にはこちらのAさんの処理をずっと見てきたわけです。

そうではなく今回は発行した側、社債券を発行した側を見ていく事になります。で、よくこんな質問を受けるんですが、社債という問題が出て来た時に社債と仕訳をするのか、有価証券として仕訳をするのか、どちらの仕訳をしたらいいのかが分からないんです、間違えちゃうんですっていう質問を受けます。その時私がよく言うのは、こういった言葉を見つけてくれと。社債と仕訳をする時には「発行している」という表現が問題文中に出てきます。逆に有価証券と処理をする場合には「購入」とか「売却」、このような言葉がよく使われます。なので問題文中に「社債を購入した」とか「社債を売却した」イコール有価証券の購入、有価証券の売却と捉えてもらって結構です。逆に「社債を発行した」となればこれから見ていく社債、借金としての社債を言ってるんだという事で理解してもらえれば結構です。

続いてですね、社債の発行方法。これは大きく3つに分かれています。平価発行、打歩発行、割引発行、この3つに分かれていくんですが、どういった事を目的としているのか、またはどういった内容なのかこれを簡単に説明しておくと、まず理解して欲しいのがこの言葉です。「額面」そして「払込金」。この額面というのは社債券に書かれている金額の事を額面と言っていきます。簿記の試験上は額面金額っていうのは1口100円で計算されています。なので社債1,000,000円発行しましたとなれば、1,000,000円÷100円で、10,000口発行している。このような計算になってきます。まずここを覚えておいて下さい。額面金額っていうのは社債に書かれている金額。これは1口100円で計算されているよと。なので総額を100円で割ってもらうと何株発行していると同じように何口発行しているっていうのが分かるよと。そして払込金っていうのは、実際に受け取った金額の事を言っていきます。受取った金額の事を払込金。この払込金っていうのは1口あたり何円になるのかというのは分かりません。実はここ1口当たり何円にするのかによって発行方法が変わっていきます。どういう事かというと、平価発行っていうのは先ほど言った額面と、払込金があった場合、額面は変わり無く100円です。で、平価発行と言われるものは払込金も1口あたり100円で計算されている。つまりイコールの関係。100円のものを100円でもらった。平価発行だよと。で、2つ目の打歩発行っていうものは額面よりも多い金額でお金をもらっている場合、額面よりも多い金額のお金が払込まれた場合、これを打歩発行と言っていきます。では割引発行はと言われると、その逆、額面よりも少ない金額でお金をもらっている。検定試験では、この割引発行がよく出題されています。

では、なぜこんな事をするのかという事を簡単に説明しておきますが、もし「お金を貸してくれ」と言われた時に金利5%のものと、金利3%のものだったらどちらにお金を貸しますか。A社は利息5%もらえる、B社は3%しかもらえないとなった時、A社にお金を貸した方が利息たくさんもらえますよね。利率が高ければ高いほどたくさんお金がもらえると。じゃまあ利息の率は上げれないけれども、当社は割引発行するよと。つまりここですよね。100円のものを95円でいいですよと。100円のものを95円お金払ってくれたら渡しますよと。期間が来れば、まあ5年とか3年ですね。満期日が来れば100円で返します。割引発行するという事で購入者側にメリットを与えると、そのような事をするっていうのが割引発行になります。そういったところも細かく計算してみると理解が深まると思いますので、ここで押さえて欲しいのは、検定試験でよく出題されるのは割引発行だよと。そして割引発行っていうのは額面よりも少ない金額でお金を借りてくるっていう事を割引発行って言うんだよと。払い込まれる金額が少ないんだ、という事をぜひ覚えておいて下さい。

では具体的な処理、仕訳について見ていきましょう。X1年4月の1日、期首に社債額面400,000、チェック入れておいて下さい。社債額面400,000。利率は3%、利払日は3月末日、償還期間5年、ここもチェック入れておいて下さい。利払日3月末日、償還期間5年。を額面100円につき95円で発行。額面は1口あたり100円。その100円につき95円で発行っていう事で、そうですね割引発行をしているという事になります。発行し、払込金額は当座預金としましたよと。また社債の発行に伴って発生した諸費用28,000円を現金で支払ったとあります。

まずは「また」よりも前のところを確認していきましょう。額面400,000円の社債を1口あたり95円で発行しています。代金は当座預金とした。という事でまず当座預金に入金されたので借方、当座預金となっていきます。そしてこれはあくまでも社債を発行したものになりますので、これについては借金、負債の記帳と。貸方、社債。では金額の確認です。実際いくら代金を受け取ったのかというと、手順としては2段階に分けて計算をしていきます。まず何口発行したのかを計算しましょう。額面400,000円という事なのでこの400,000に対して1口あたり100円で発行。÷100円、つまり4,000口、当社は4,000口の社債を発行しているという事になります。そして2段階目としてはこの4,000口の社債を1口あたり95円で発行しているということなので、380,000円。この380,000円分を受取ったという事になります。仕訳としてはこれだけ。ポイントは何口発行しているのか、そしていくらで発行しているのか。この2段階に分けて計算してもらえると非常にスムーズになります。

続いてこの「また」の後ですね。また、社債を発行した時に費用がかかってると。現金で払っていますので貸方、現金28,000円。この28,000円についてはどういった費用になるのか、これは社債発行費、社債発行費として記帳されます。で、この社債発行費、繰延資産っていうものがあったと思います。実はこの社債発行費、繰延資産に該当します。もし忘れているという人はもう1度ですね繰延資産のところを振り返って確認しておいて下さい。社債を発行する為には、募集をかけたりするという事で、いろんな費用がかかっちゃう。そのかかった費用については社債発行費という繰延資産で一旦資産計上をし、決算が来ればその都度償却をしていく。こちらも合わせて確認をしてみて下さい。これが社債を発行した時の処理になっていきます。

続いて、当然ですね、利払日という事で利息を払うっていう事がありますね。ではこの利息を払った時の処理について確認をしておきましょう。X2年3月31日、社債400,000円について利払日が到来したので利息を当座預金より支払った。年利3%。これは単純に利息の支払いとなりますので、貸方、当座預金。で、借方側、利息を支払ったという事で支払利息としたいところなんですが、これは社債の利息という事で通常の支払利息とは区別をしてあげて下さい。なので借方は、そのまま社債利息。金額は単純に額面に対して利率3%。400,000円に対して3%、12,000円になります。この社債利息はもちろん費用となりますので、これも覚えておいて下さい。

で、よくですねこんな間違いをする方がいます。実はこの2つ続き物なんですが、この社債ですね、この社債に対して利息がかかってくると。じゃ380,000円に対して3%の利息じゃないんですかと言われる人もいます。ですがそれは勘違いで、そうではなく、あくまでも額面、この3%ていうのはクーポン利率って言われたりするんですが、実際この400,000円の額面に対して3%分を、現金でもらえる利息なんだよという事を表しています。で、こちらに関しては3%というクーポン利率っていうのが少し低いからサービスとしてですね、お得感を出す為に割引発行しているというだけですので、ここの利率っていうのはあくまでも額面、これを基に計算されるんですよと。で、後付で割引をしているというものになっていきますので、必ず額面に対して利率をかける。ここを間違えないで下さい。

では戻りまして、今は利息の話をしましたが、当然決算が絡んできます。決算時にはどのような処理をしていくのか、これを確認していきましょう。では決算整理仕訳について確認をしていきますが、実はですね、もう内容としては皆さん一応やっているんですね。どういう事かというと、償却原価、償却原価をしていきます。覚えているでしょうか。有価証券、特に満期保有目的債券のところで見た内容と実は同じなんですね。では先ほどの金額を続けて使っていくと、X1年の4月の1日に社債を発行しました。期間は5年間という事なので、1、2、3、4、5年。それぞれ決算日が3月31日だったので、決算日を入れていきましょう。で、額面。額面は400,000円でした。この400,000円の社債、1口あたり95円で発行していたという事で、受取った金額は380,000円でした。380,000円でお金を受取りましたが、5年後には400,000円でお金を返します。ただ、5年後にいきなり400,000円に増えるのかというとそうではないんですよね。毎年毎年お金を貸し続けてくれるからこそ除々に除々に増えていって最終400,000円になってくると。という事で毎年決算が来る度に、この除々に増えていく金額を計算してあげなければいけないという事でした。

では5年間でどれだけの金額が増えるのか、400,000円-380,000円、20,000円です。この20,000円はあくまでも利息の調整。さっきも言いましたように3%だと周りに比べて安いからお得感を出す為に割引発行をした。その利息の調整をする為に20,000円割引いて発行しているよと。で、この20,000円については除々に除々に決算を迎えるごとに増やしていこうと、調整をしていこうというものです。で、今年は決算X2年3月31日です。では、この1年間どれだけ増えたのか。この1年間で増えた利息分ですね、一体いくらになるのかというものを計算していこうという事ですよね。で、トータルどれぐらいあるのかっていうのを必ず確認しておいて下さい。トータルは5年分、1年間あたり12ヵ月なので60ヵ月ですね。で、今年は60ヵ月のうち、12ヵ月分だけになるので調整すべき20,000円×60ヵ月分の12ヵ月、4,000円になります。という事で4,000円だけプラス社債の金額を増やしてあげるという決算整理仕訳が必要になってきます。

では仕訳の確認をしておきましょう。決算整理仕訳。決算を迎える事によって4,000円だけ社債、借金の金額が増えました。なので貸方、社債4,000円。これはあくまでも利息の調整だよと言いましたね。なので借方側は社債利息4,000円。そしてもう1つ。社債を発行した時に社債発行費、繰延資産として28,000円計上しました。これも同じように償却をしていかなければいけません。なので社債発行費の償却、貸方、社債発行費、借方、社債発行費償却。金額は先ほど仕訳をした28,000円分ですね。28,000円。これを同じ期間で償却してあげます。5,600円。以上が決算整理仕訳となっていきます。

そしてさらに少し注意が必要な事があります。それがこちら、利払日と決算日が違う場合。例題として、X2年3月31日決算につき、社債利息の見越分を計上する。実は利払日と決算日が違う場合には社債利息の見越計上をしなければいけない。つまり未払社債利息ですね、未払社債利息の計上が必要になってきます。こちらについては3級でも利息の未払計上っていうのをやったと思いますが、あれと全く同じです。簡単に内容を確認しておくと、額面400,000円、ここですね。利払日が12月末日、利率は年3%だよと。タイムテーブルで確認しておくと、決算日は3月31日、利払日は12月の末日、実際に利息が払われるのは後払いの12月31日。前の利払日に遡って決算までのこの期間、今回で言うと3ヵ月ですね。3ヵ月分の利息については未払計上が必要になっていきます。金額は400,000円に対しての3%×12分の3ヵ月、なので3,000円になっていきます。3,000円分の未払計上。よって借方、社債利息3,000円、貸方、未払社債利息3,000円。このようにして決算整理、利払日と決算日が違っていた場合には未払計上が必要になっていくという事もぜひ覚えておいて下さい。

意地悪な試験の時には、あえてこの表現を書いていないというケースもあります。利払日が何月末日なんて表現がされているだけで、未払い計上しなさいってわざわざ書いていないというケースもあったりします。でも、そういった場合でも利払日と決算日がズレていた場合には未払利息の計上っていうのが必要になりますので、そういったところも必ず確認出来るように見直しをしてみて下さい。

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