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宅建士 模擬試験 権利関係 問2

正解・解説

問2 正解③

① 誤り。 Cは、無権利者Bからの譲受人であるから、無権利者である。そして、登記には公信力がないため、Cは、B名義の不実の登記を信頼して取引をしても、保護されない。したがって、Aは、所有者であることをCに対して主張できる。
② 誤り。 相手方と通じてした虚偽の意思表示は無効であるが、この無効は、善意の第三者に対抗することができない。また、この善意の第三者は、登記を備えなくても、保護される。
③ 正しい。 AB間の売買契約を解除したAと、解除後にBと売買契約を締結した第三者(解除後の第三者)Eは、対抗関係となる(BからA及びEに二重譲渡がなされた場合と同様に考える)。よって、Aは、登記を備えていれば、所有者であることをEに主張することができる。
④ 誤り。 強迫による意思表示の取消しは、善意の第三者にも対抗することができる。


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