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宅建士 模擬試験 権利関係 問44

正解・解説

問44 正解④

① 誤り。 宅地建物取引業者の役員が、一定の犯罪により罰金の刑に処せられた場合、免許を取り消されるが、その「一定の犯罪」の中に道路交通法違反というのは含まれていない。よって、A社は免許欠格事由に該当しないので、免許を取り消されることはない。
② 誤り。 宅地建物取引業者が法人である場合において、その政令で定める使用人のうちに脅迫罪に該当する罪を犯したことにより罰金の刑に処せられた場合、免許欠格事由に該当するので、当該宅地建物取引業者は免許を取り消される。
③ 誤り。 宅地建物取引業者の役員が、凶器準備集合及び結集の罪により罰金の刑に処せられたときは、免許欠格事由に該当するので、免許を取り消される。そして、非常勤役員も、役員である以上、「役員」に含まれる。
④ 正しい。 宅地建物取引業者の役員が、禁錮以上の刑に処せられた場合、免許欠格事由に該当するので、当該宅地建物取引業者は免許を取り消される。禁錮以上の刑に執行猶予が付されていても同様である。

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